偽りのうつ病診断でお気楽ライフ！？

素行調査をお問い合わせした経緯

企業様からです。入社して半年になる新入社員が急に休みがちになり、一週間に一回のペースから休み出し、最終的には1ヶ月に数回しか出社しなくなることが増えていたそうです。

約1ヶ月ぶりの出社の際に、上司に休職手続きの相談をされ、その際うつ病の診断書をもらったそうです。会社として療養期間は半年と定めていたため、半年間療養で休職と判断をしました。

ですが、期限の半年が経とうとしている頃、本人から「人と話せる状態ではなく、医者からまだ職場復帰できないと診断された」と連絡があり、特別に休職期間を延長したそうです。

休職期間を延長して数ヶ月が経った頃、社内で本人の話をしているところに出くわし、話を聞くと何やら旅行にいったりしているとのことが判明。不正受給しているのではないかと疑い、調査を依頼したそうです。

調査依頼者の情報

依頼会社

	会社概要
	広告代理店

対象者

年齢	性別	職務
20代	男性	社員

依頼者ヒアリング内容

調査概要

調査事前準備

本人自宅マンション前から調査。現場は小学校などが立ち並ぶ閑静な住宅街で、車通りも静かなところだったので、ずっと停車していると本人や近隣住民に気づかれたり不審に思われてしまわないように、車両待機ではなく遠隔隠しカメラを設置しました。

出入り口もメインエントランスと裏口の２箇所だったため、どちらから出てきても確認できる場所にて待機をしました。

調査開始

5日間の調査のうち、動きが多かった4日目〜5日目をピックアップしました。

調査スケジュール

旅行以外にも、、

実は旅行以外にも、夕方から複数人の友人と飲みに行っていたり、一日中家から出なかったり、コンビニに行くために外にでたり、といった行動をしていました。

対象社員の表情は、うつ病の診断をもらっているとは思えない程生き生きとした表情で、飲み会や日光旅行を楽しんでいるようでした。

調査報告

今回、完成した報告書をご依頼者である、対象社員の上司に提出しました。報告書を確認した上司の方々は、本人とは人と会ったり会話できる状態ではないとのことで、最小限の連絡も電話ではなく、メッセージのやり取りで気を遣って文を考えていたが、無駄だったのか、と落ち込んで居た様子でした。

また、社員の話を聞いてからは、休んで遊んでいるのだろうと思っていたが、本人にこちらからは聞けないので、探偵さんに調査をしてもらったお陰で、本当の行動の実態がわかり決定的な証拠も取れてよかったと仰っていました。

最初は呆れ気味でしたがだんだんと、会社の為にも実態を知ることが出来てよかった。今後に活かせるのでなるべくプラスに捉えます。と仰っていました。

アフターサポート

今後は、今回の報告書を元に不良社員本人には、休職期間を延長した分の支給額を返済してもらい、己が起こした事態をしっかりと重く受け止めてもらう為にも解雇する方向で動いています。との連絡を頂きました。

また、今回の出来事をしっかりと社内で共有し、同じような不良社員が現れない為にも、社内体制を見直し、強化するきっかけになりましたとのお言葉を頂きました。

多くの相談を受けている中でも、企業様からの不良社員の相談は最近で多くなってきています。バレなきゃいいだろうという思いから、不正受給をしていることに気付いていないのかも知れません。

今回ご依頼頂きました企業様の益々のご発展をお祈り申し上げます。